奥村資産管理事務所の金融経済ニュースレター

アメリカ分裂の危機

2017年02月01日


1月20日に就任したばかりのトランプ
米大統領の不支持率が早くもわずか8日
という期間で51%と、過半数に達した模様です。

http://forbesjapan.com/articles/detail/15045
“トランプ不支持率が過半数超え、歴代大統領の最短記録”

大統領就任後も選挙戦中に公約した
内容を一切緩めずに全速力で推し進めて
ているので、元々約過半数だったトランプ
不支持派がそのまま数値に出た感じでしょうか。

むしろ驚きなのが、そういう視点で見ると
あまりトランプ氏を支持する人々の数が
それほど減っていないという事実です。

その事実を表すものとして挙げられるのが、
先日の中東7カ国からの移民難民の米国
への渡航を暫定的に禁じる大統領令に対し
米国民の48%が賛成し反対の42%を上回って
いるということです。

http://insider.foxnews.com/2017/01/29/poll-nearly-half-america-voters-support-trumps-immigration-order
“Poll: Nearly Half of American Voters Support Trump’s Immigration Order”

元々選挙戦の時からトランプを卑下する
ような内容が何度も報道され続けてきた
おかげ(?)か、いくらトランプの
『非人道性』をメディア界隈で説いた
ところであまりそのあたりの数値が変わらない
んだなということを改めて感じました。

しかし一瞬のうちにアメリカという国が
全く別物になったと感じます。

心配なのがアメリカが分裂してしまわないか?
ということです。“Yes California 独立キャンペーン”
はご存知でしょうか?

http://www.yescalifornia.org
“Yes California Independence Campaign”

カリフォルニア州で585,407人分の署名を
今年の7月25日までに集めれば2018年11月に
カリフォルニア州憲法を変えるための住民投票をし、
それが通れば2019年に州の独立を問う投票が
行われるというものです。

そんなことになればどうなるのでしょうか?

もしかすると”Blue States”と呼ばれる
リベラル派が占める東海岸の週もその動きに
乗じてくるかもしれません。

まだ現時点ではかなり可能性の低いと
言えそうなことですが、まさかと思っていた
ブレグジットだってトランプ新大統領の誕生
だって起きている昨今ですから、可能性は
ゼロでは無いと言えそうです。

このことについては、もし起こったら
リスクとしてはかなり高いので、今後も
注視していきたいと思います。

奥村資産管理事務所


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