奥村資産管理事務所の金融経済ニュースレター

経済ニュースPICK UP(2017.4.24)

2017年04月24日


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1. 仏大統領選、マクロン氏とルペン氏が決選投票へ
http://jp.reuters.com/article/france-electiohn-idJPKBN17P0VK
フランス大統領選挙は23日に、第一回の投票が行われ、中道系独立候補のマクロン前経済相と極右政党のルペン氏が来月行なわれる決選投票へと駒を進めることとなりました。得票率23.7%のマクロン氏が首位、21.9%の僅差でルペン氏が2位となる結果となりました。

決選投票の世論調査ではすべての調査でマクロン氏が圧勝するとの結果が出ているとのことです。よほどのことがない限りマクロン氏が大統領となるでしょう。ただ、問題は彼らが大統領となった後です。マクロン氏の支持政党である「前進」の議席数はなんと0。ルペン氏の支持政党「国民戦線」も2議席しかありません。彼らの政党が6月の総選挙で定員577の過半数を占めることは難しいでしょう。ということは、マクロン氏が勝ったとしても、思い通りの政治が出来ずフランスの行方はより不透明なものとなるかもしれません。

何にせよ、6月のフランス国民議会選挙が本当の鍵を握ることになりそうです。

2. 北朝鮮は25日に軍創設85周年を迎え、再び米朝の緊張が高まる
http://www.jiji.com/jc/article?k=2017042300293&g=prk
挑発を繰り返す北朝鮮ですが、いまだ着地点が見えてきません。米中のトップ同士では落とし所は既に決まっているかもしれません。先週も書いたように北朝鮮から戦争をふっかけることはしないでしょう。問題はこれから数日北朝鮮がどのような行動をとるかです。核実験や長距離弾道ミサイルの発射などをした時、米国はどのようなリアクションをするのか。こういう時は見えない部分で結構動いているものです。米国や北朝鮮の動きを見るよりかは中国やロシアの動きを見るほうが真実は見えてくるかもしれませんね。

為替市場の反応を毎日みているとそれほど深刻視していないように見えます。本日もドル円相場は1円ほど円安となりました。今後とも注視が必要な状況には変わりありませんが、4月を乗り切れば落ち着いてくるかもしれません。

3. 丸紅がGE「Predix」を発電所に導入、海外展開も視野に
http://itpro.nikkeibp.co.jp/atcl/news/17/041901198/
IoT関連のニュースを先週に引き続き紹介致します。丸紅が運営している火力発電所へGeneral Electric社の工業用IoTを導入し、運用コスト削減を目指すようです。この「Predix」というものは何かといいますと、工業用IoTにおけるWindowsOSのようなものです。つまり工業用機械の基盤内にこのOSを仕込み、機械の運転状況をモニタリングし効率的に燃費良く動かすことを目指すのです。使い勝手はWindowsではなくAppleのiOSに近いもののようです。iOSのようにアプリの開発もでき、昨年から開発環境が公開されこれから使い勝手が益々良くなると期待できます。

運用コスト削減の効果は大きく、日々経営に頭を悩ませている経営者はGEの「Predix」導入を検討することは当然のことです。私たちの生活に触れるものだけでなく、工業の世界でもIoTは爆発的に広まっていきます。ハイテクな時代はすぐそこに来ていますね。


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